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終わってみればアウディ(というかJöstというか)の優勝だった今年のル・マン24時間ですが、ガソリンエンジンクラスを見ると、ポルシェRSスパイダーとの差が小さいことが気になる。 ペスカロロ17号車とRSスパイダーの差がわずか8周です。一方でアウディR10とペスカロロの差が19周だから、同じLMP1のアウディよりLMP2のRSスパイダーの方が接近戦になってる。ワークスマシンと市販シャシー+エンジンの車との差は考える必要があるけど、ディーゼル登場から4年になる来年予定のレギュレーション変更はここだけは本当に期待したい。 そして驚くのがLMGT1優勝のアストンマーチン。344周走行で平均速度195.159km/hです。今年は雨が降ったみたいだけどそのコンディションでこの速度は凄い。2006年にはコルベットが355周走っているけど雨が降らなかったらそれを破っていたんじゃないだろうか。9時間までは平均速度206km/h越えだった訳で、走行距離4900km越えたかもしれない。 何が凄いって、実質的にはプロトマシンのしかもワークスマシンが総合優勝を争っていた1990年代末のGT1とか当時のプロト並の速さになっていること。1999年のBMW V12の平均速度が約207km/hだし、レイアウト変更も考えるとむしろ速いかもしれん。今のGT1は一応は市販車改造だけど、それがプロト並の速さで走り回っていることになるわけで。これならプロト廃止でGT1にしてもいいじゃんとは思うんだが、ベースに出来る車両が無いと参戦すら出来なくなるから無理だろな。それこそ立ち消えたらしいシルエットフォーミュラ案そのものだけど。今年のGT500のGT-RのエンジンをテラモスのM-TEC 4.0リッターV8に載せ換えたらどのくらいの速さで走れるんだろう。一度見てみたいのだけど。 LMGT2はフェラーリF430の独壇場だった訳で、こっちのクラスのポルシェは全然駄目ですね。重たくなってもパワーを取った911RSRはル・マンスペシャルとか言われているみたいだけど、肝心のル・マンで惨敗では売れないだろうなぁ。約35万ユーロもするらしいし。 来年の楽しみはいくつかあるけど、とりあえず同じクラス内で極端な差が出るレギュレーションは本当に止めて欲しい。チーム体制で差が出るのは仕方ないけどね。 |
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