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zoom RSS 民業圧迫って、元々予備校なんて無かったんだし

<<   作成日時 : 2009/12/19 00:40   >>

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文章を考えているうちに数日たってしまったのですが、朝日新聞の記事で気になる記事です。

私はこのうちの米子東の卒業なので、専攻科のことは知っていますが、しかし、今になって予備校に「民業圧迫」と言われてもねぇ。私が高校に在籍していた頃は、そもそも米子市にまともな予備校なんてものが無かったわけで、浪人生がどうしていたかというと、専攻科の入試を受けて、入試に落ちたら隣の島根県松江市の予備校に通う。というのが基本コースでした。ちなみに米子東高の専攻科の場合は、私服ではなく制服を着て通う学校です。襟章が現役高校生と違うので、それを見れば浪人生だと分かるのですが。

私の場合は模試の結果で推薦枠があったので、親を説得して東京の駿河台予備校に下宿して通いましたけど。


さて、1990年頃に進出してきた予備校のコメントがあるわけですが、そもそも1990年頃というと高校生が最多になった頃です。私が高校受験した1986年の翌年はいきなり高校の定員が80人増えた(1クラス増+1クラスの定員増×10クラスによる)わけで、それらが卒業するのがまさに1990年頃です。つまりは、増えた浪人生目当てにやっと進出してきただけでしょとしか思えない。

ちなみに日本の都道府県の出生数等はここで見ることが出来ますが、日本全国1970年前後の数年間に出生数が最後のピークを迎えます。浪人生になるのは生後19年たってからですから、1990年の浪人生はまさにそのピークの頃に生まれた子供です。さらに高校、大学進学率の上昇を考えれば、一番受験産業が儲かっていた時期でしょう。

しかし、この後の1990年頃までの出生数を考えれば、浪人生が減るのは自明だったわけですから、そもそも経営が悪化するのは当然です。問題はその後です。専攻科を廃止すれば確かに一時的には予備校の経営は持ち直すかもしれません。しかし、出生数が減り、大学の定員がそれ以上に減少することが無ければ現役で入れる高校生が増えますから、どのみち浪人生の減少傾向は続くでしょう。しかし一方で、どうしても入りたい学校があるという理由で浪人することを選択する高校生が消えてなくなることは無いでしょう。ただし、民間予備校の採算が取れるほどの人数が確保できる保証もない。


こうなった場合でも、赤字を出してでも民間予備校が経営を続けてくれる。とはとても思えないわけですが、それでも専攻科を廃止すべきなのか。


どうでもいいことながら、専攻科も普通科の3年生も校内模試では一緒くたに扱われますので、たいていの学生は3年生になると校内の順位は低下することになります。

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