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zoom RSS 木次線はバス転換した方がマシなんじゃないのか?

<<   作成日時 : 2010/02/09 21:38   >>

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3月のダイヤ改正での木次線に関するニュースです。いつぞやの因美線と似たような話ですが、需要がさらに小さい路線なので、どうしようもない話です。

ぶっちゃければ10人分の輸送力を確保するのに、列車1本走らせるのは非現実的ですし、そもそも10人分の通学定期収入で列車1本を余計に走らせることなんて、民間企業に出来るわけもありません。何しろ、バスどころかミニバン2台で事足りる人数なのですから。

そもそも、木次線のとりわけ木次以南を鉄道で維持する必要性があるとも思えません。平行する道路はほぼ整備されていますし、陰陽連絡等、四半世紀以上前から(高速ではない)バスに敗北しているのですから。


いや、「おろち号」に代表される観光路線でもあると言おうにも、そのおろち号の現状だってこんなものです。

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=513419004

古い記事ですが、トロッコ列車の運行補助金が運行費用のうちのどの程度の割合を占めているのか?とか、前年度実績が何らかの影響をしているのかとか、全く分からないのですが、とりあえず2009年度は1300万円の補助がされているそうです。

一方で利用者数は2008年度実績で約21000人/151日だそうです。1本平均で約70人というのは乗車率はかなり高いはずですが、それでも単純計算で乗客一人あたり約620円の補助が必要だというのは、考えてみれば悲惨な話です。運行区間の木次−備後落合間の運賃は1110円、指定席料金510円の合計1620円が全区間乗車時の料金ですから、料金の4割近い補助が無いとやっていけないという計算になります。


木次線の場合、むしろ積極的にバス転換を図って、浮いた経費で増便や柔軟なダイヤ編成が可能なようにする方がましなように思います。沿線の道路は渋滞による損失などしれていますし、奥出雲地方が積雪地帯とは言っても、北陸以北のような豪雪地帯というわけではありませんし、木次線があろうとなかろうと道路の除雪はするのですから。

それに、出雲横田以南では、むしろ奥出雲交通のバスの方が木次線の列車より速いくらいだし。


バス化したら客が減るとかなんとか言う人もいるけれど、それ以上に経費節減を図った方が、「公共交通維持」という点ではマシだと思う。



ローカル線の活性化という言葉もよく言われますが、JR化当初に駅増設と増発を行って、確かに輸送量を増やした路線に境線があります。さらに、現在は妖怪路線で全国的にも知られるようになっています。しかし、その現状はというと、次の改正では「観光でお越しのお客様にも便利でわかりやすいダイヤとします。 」という名目で土日の終日1時間間隔の運転になります。元々平均40分間隔だった路線ですから、きっぱりと減便です(前回改正でネタにしたけれど、それが終日化される)。もはや土日の地元客の利用には期待できない状況ということです。

沿線人口で木次線を遥かに上回る(なにしろ米子、境港市という山陰の人口密度トップ2の市内を通る)境線の現状がこんなものですからね。



(追加)
木次線については雲南市が代行のジャンボタクシーを1年間運行することを決めたとか。要するに次の改正で調整するということを期待したものだろうけれど、現実問題としてどう調整するのだろう。木次高校夜間部が8:50まで授業を続ける限り、最終列車の時刻は動かせまい。と言って、その一つ前、木次発18:43の列車だってそうそう後ろにはずらせないだろう。

それにしても9名を200日運ぶ為の予算が94万円だそうな。一人分の費用が520円になるという計算です。木次−下久野間の運賃は230円だから、タクシーの満員乗車でも採算が取れないということになる。まして況んや鉄道では採算が取れないのは当然として、経費を考えたらとてもじゃないけど増発なんてできようがない。

元は島根県教育委員会の要望から起こった事態なんだから、島根県の予算で何とかすべき話だと思うのだが。

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