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zoom RSS 県立高校専攻科廃止決まる

<<   作成日時 : 2010/10/07 12:35   >>

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民間予備校との競合から廃止問題が浮上していた鳥取県立高校の専攻科の廃止が決まりました。

http://www.nnn.co.jp/news/101007/20101007008.html

しかし、その理由は私には余りにお花畑というか、現状を無視しているようにしか思えない。記事に出ている廃止理由の意見を見ると頭が痛くなる。

現役合格に向け、高校3年間の教育を充実させるべきだ
専攻科に頼ることなく、高校3年間で自らが目指す進路を実現するための力を養うため、高校教育全体の質を高めるべきだ


出席した委員は本当に専攻科のある高校で大学進学の為の教育を受けたことがあるのだろうか。専攻科のある米子東高校に通学していたけど、専攻科があることを前提に「4年間で大学に受かればいい」なんていう教育なんか受けた記憶が無い。専攻科はあくまで県立予備校の位置づけであって、基本的な教育内容は現役合格が目標です。それに、専攻科があろうとなかろうと「大学の定員<志望者数」である以上は、何をどうしたって現役合格出来ない生徒は現れる。その受け皿をどうするのかという問題に、「高校教育を充実させればいい」なんてもんは理由になっていない



でもって、そもそも大学進学の為の高校教育のターゲットはどこなのか。

私は不幸にも浪人したけど、専攻科ではなく東京の予備校に行くことにした人間です。そこで見たのは、いわゆる有名進学校の高校生が夕方には有名予備校に来て勉強している姿です。正直、そこまで大学受験のために勉強するのか?ってのはおおげさに言えばカルチャーショックにも似た感覚を覚えました。

大学と言ってもピンからきりまであるし、大都市圏で受験勉強する高校生がみんなこんなんだというつもりは無いけど、放課後の過ごし方は鳥取県の進学校と言われる県立高校の常識で考えて妥当とは思えない。「どこでもいいから国立大学に入れればいい」というのならどうとでもなろうけど(高校時代の進学実績だって国公立大学進学者数という形で出されることがほとんどだった)。そうではなくて、難関と呼ばれる大学を主眼に置くのならば、少々高校教育の質を高めたところでどうなるものでもないし、記事を見る限りではそれを高校3年間でやる覚悟もないだろうし、現役合格できなかった学生の受け皿を確保するのは民間任せということになる。確かに昔は無かった予備校が出来たのだからそっちに任せるという考え方は可能だろう。しかし、「現役合格」を目指すべきというのだから予備校が出来たことを理由にもしていない。

一方で、どこでもいいから(国公立)大学に受かればいいのならば、高校教育の充実って言ったところでそれほどたいした内容は必要なかろう。今だって現役合格している生徒の方が多いはずなのだから現状でもたいした問題があるわけでもない。

高校教育の充実って言葉を使うのは簡単だけど、いったい何を目指しているのだろうか。

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