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zoom RSS MIRAIの効率を計算してみる

<<   作成日時 : 2014/11/22 19:51   >>

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トヨタが発売した燃料電池自動車のMIRAI。新技術には目が無い私には買えない車だけど興味はある。

スペックは、水素タンクが122.4Lの容量で20℃で70MPaの高圧タンクということになっている。タンクに高圧水素を充てんすると温度が上がるので、20℃では70MPaまで充てんできないとかいう法的な課題はあるけど、だったら現実の加圧量は今はいくらなのか。というのは加圧時の温度が分からないので計算しようがない。

理想気体近似で70MPa、20℃で充填した場合の水素分子は3519molになる。1molの水素分子が酸素と反応して「液体の」水が出来るときの生成エネルギーは286kJ/molくらい。ということは、満タンの水素タンクから取り出せるエネルギーは999MJということになる。実際には圧力は70MPaより低くなるから、これよりエネルギーは少ないはず。

現行のたぶん実質的には70MPaに届いていない状態でJC08モードでの航続距離は650kmということになっているから、1MJ分の水素消費で走れる距離は

0.65km/MJ強

ということになる。これをガソリンを使う自動車と比べてみる。相手は同じメーカーで寸法や重量的にも近いクラウン・ロイヤルにする。(カムリでもいいけど、どうせ結果はたいして変わらない)

2.5リッターV6のガソリン車と、2.5リッター直4のハイブリッドでそれぞれJC08モードで比べてみる。ガソリンの低位標準発熱量は32.9MJ/Lなので、これを使って計算する。カタログ燃費はそれぞれ11.4km/Lと23.2km/Lなので、

2.5V6車:0.35km/MJ
ハイブリッド車:0.71km/MJ

という計算になる。大雑把な計算で、燃料電池車のエネルギー効率はガソリン車の2倍、ハイブリッド車と同等ということになる。


水素を作るのに必要なエネルギー効率もあるし、ハイブリッド車の実燃費がどうたら〜というのもあるから、燃料電池車はガソリン車よりは効率はいい。ハイブリッド車とはいい勝負か、実燃費条件では多少マシ。というあたりかな。



燃料電池と言えば、ノートパソコン用の燃料電池は結局消え去ったなぁ。

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