トリビアにしては詰めが甘い

マイコミジャーナルの鉄道トリビアの19本目の記事なのだが、トリビアにしては掘り下げ方が足りないと思うのだ。

過去の特急同士の追い越しの事例を上げるのならば、10年ちょい前とは言え、定期の昼行特急列車同士の追い越しの事例を書かないでどうする。それに、走る線路が違うとは言え「走行中に昼行特急が昼行特急を追い抜く」事例は今でも存在する。追い抜く場所によっては少しばかり線路同士が離れることはあるけど、お互いの存在は視認できるはず。

前者は、かつて上り「くにびき」が松江駅で上り「やくも6号」に抜かれていたことがあるのです。これはキハ181系と381系の性能差によるところもあるけれど、米子-出雲市間の線路容量と、「くにびき」の使命が島根県内の都市間特急と鳥取県内の都市間特急と両県都間連絡を足したものであるため、島根県の県都である松江を越える需要が少なかったことによります。


後者は、例えば
サンダーバード12号は京都発10:39、新大阪着11:01
スーパーくろしお13号は京都発10:35、新大阪着11:02
と、サンダーバードがスーパーくろしおを抜いています。他にも組み合わせはありますし、過去には電車を気動車が抜くダイヤだったこともあったはず。この理由は極めて単純な話です。サンダーバードは普通に旅客線(の列車線の方)を走るのに対し、大阪環状線に直通するくろしおやはるかは、茨木-新大阪間では貨物線を走るために速度が遅いことが原因です。とは言え、旅客線と貨物線は基本的には並んで敷設されている、実質的な3複線区間なので、吹田操車場跡では操車場跡を挟む分だけ線路が離れるけれど、互いに見えるはず。

http://cara-moe.at.webry.info/200903/article_29.html

岸辺駅手前ではこのくらい離れた位置を走る訳ですし、線路間の状況では見えない可能性はあるけれど。

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