レビン・トレノの登録台数推移

車名中の車体形状別の登録台数のデータがあるのならば、何はさておきこの数字は見なければならない。

カローラ/スプリンターのクーペ、つまりはレビン/トレノです。但し、クーペが全部レビン/トレノになったのはAE80系以降で、TE70系までは2T-Gを積んでいても2ドアクーペ(HT)または3ドアクーペであってもレビン/トレノの名前が付かないグレードもあったのだけど、ここでは便宜上全部レビン/トレノとしています。だから、排ガス規制で設定が無くなった1976年も結構な数が登録されているデータになっています。

併せて、当時は4ドアのレビン/トレノとして車雑誌でスクープされていたセレス/マリノも入れています。なお、レビン/セレスに関しては平成5年3月末現在のデータのみ、カローラクーペ(ハードトップ)でまとめられているので、平成4年1年間の登録台数が分からない。トレノ/マリノはちゃんとクーペとハードトップで分けてあるのに。ここだけは翌年の登録台数比で配分しています。

データは昭和54年3月末現在からのものなので、直前1年間の登録台数のデータは昭和53年(1978年)からになるけれど、登録後3年くらいはあまり減らない傾向が見られるので、昭和54年3月末現在の初度登録昭和50年以降の登録台数のデータからグラフにしてみました。垂直の破線はフルモデルチェンジの年を示しています。月毎データが無いので当該年はモデルチェンジ前後の両方が混ざっています。

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一目で分かること。

1. 歴代レビン/トレノの歴代販売台数1位のAE90系が圧倒的に多いのだけど、売れているのはミニソアラことレビンだけで、トレノはあんまり売れていない。
2. クーペ冬の時期の1995年以降は見る影もなく、そこにぶち当たったAE110系は悲惨な状況。
3. みんなのアイドルAE86は実はあんまり売れていない。先代TE70系はもちろんのこと、排ガス規制にまともにぶつかって、2T-Gが1年間販売停止になったり、2回に渡ってマイナーチェンジを繰り返したTE30/40/50/60系よりも売れてない。
4. セレス/マリノは実はレビン/トレノより売れているし、マリノは4兄弟最多だった年もある。
5. セダンを含めて販売的にはカローラ>スプリンターなのだが、AE80系とセレス/マリノだけは拮抗していて、スプリンターが多いこともある。

AE80系の時代は途中から身内にMR2というライバルがあったとは言え、当時のMR2はAE86より重くて遅い!とか言われていたし、スーパーチャージャーを搭載した世代はAE92の世代と重なるので、本当に売れていなかったとしか言いようがない。実際、シャシーは先代TE70系の流用で当時の自動車誌でも評価はあんまり高くなかったしな。

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