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zoom RSS 奇怪なエコカーの高速料金優遇

<<   作成日時 : 2011/02/15 22:02   >>

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レスポンスの記事で見ましたが、高速道路の新料金案が出てきました。

そこで一番奇怪なのが、免税対象のエコカーの優遇です。

今の日本で免税対象車の過半数がハイブリッドカーです。しかし、そのハイブリッドカーの省燃費性はストップアンドゴーが多い場面でより発揮され、基本的に速度変化の少ない高速道路走行では優位性が小さくなります。もちろん、高速道路でも速度変化はあるし、ブレーキを踏む(電力回生する)機会もそれなりにあります。全ての車ではないにしてもアトキンソンサイクルによる高膨張比故のエンジンの熱効率向上というメリットはありますが、ハイブリッドとそれ以外で1000円と2000円でぶった切るほどの差はないはずです。

また、エコカーと言ったところで、JC08モードはもちろん、欧州Extra Urbanモードですら、高速道路を80km/h以上で巡航するような測定モードではありません。JC08モードの瞬間的な最高速度は約82km/hしかありませんし、比較的高速な欧州Extra UrbanになるPart 2のモードでは確かに120km/hまで出ますが、測定サイクルの過半は70km/h程度程度での走行で、80km/hを越える走行は1/3程度しかありません。

まして、高速道路のうち最高速度が70km/hに制限される対面通行区間の多くが無料化社会実験の対象になっているのですから(常磐道や磐越道等、有料のままの対面通行区間も残ってはいますが)、高速料金が必要な道路の大半は制限速度80〜100km/hです。つまり、高速道路料金を優遇するに値する根拠となる燃費データは存在しないと言っていいのです。


逆説的に言えば、ストップアンドゴーによる燃費悪化の大きい非エコカーこそ、燃費改善、すなわち二酸化炭素放出削減に繋がる高速道路への誘導を図るべきとも言えます。


いずれにせよ、10.15モードはもちろん、瞬間的に82km/hが出るだけのJC08モードを含めて、高速道路走行とかけ離れたモードで求めた燃費データで高速料金を優遇するのは全く理解できない。

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